- Profile
乙葉 1981年長野県出身。大学進学のために上京したところをスカウトされ芸能界デビュー。以後、癒し系タレントとして数多くのレギュラー番組を抱え、CM、ドラマ、映画など多岐に 渡って活躍している。2005年7月、タレントの藤井隆さんと結婚し、07年に女児を出産。現在は婦人向けの雑誌やテレビ番組などに活動の場を広げ、08年からは着物や子ども服のプロデュースも手掛けている。
- 2014-12-26
- 第8回 私にとって娘や娘のお友達は小さなアドバイザーです
全8回に分けお届けしている 乙葉さんのインタビュー。
最終回の今回は、ご自身がプロデュースされているお洋服、また着物などファッションについてお話を伺いました。
- ご自身や娘さんのファッションにこだわりはありますか?
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私自身はパステルカラーなどの淡い色が好きなので、娘が小さなころは二人でピンクなどのふわっとした柔らかい色味を好んで着ていたんですね。
ただお洋服に関しても娘は自分の意思が出てくる年頃なんです(笑)
「紺や黒などのダークカラーがいい!」という娘の意見に、最近は私もすっかり影響を受けてしまっています。 - 乙葉さんは子ども服のプロデュースもされていますが、娘さんの存在はどのように影響していますか?
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服のデザインをするときは、娘や娘のお友達が好きなものを積極的に取り入れていったり、直接意見を聞いたりしていますね。今何色が好きか、とか何のお花が好きか、とかどんなモチーフが入っているとお洋服が欲しくなるのか、とか。7歳くらいになるともう子ども同士の「こっちのほうが格好いい、可愛い」という世界があるようなので。
私にとって娘や娘のお友達はまさに小さなアドバイザーといった感じですね。いろいろ話をしていると感じるのですが、最近のお子さんは私が子どもだった頃よりも精神年齢が高いなって(笑)
私が子どものころはそこまでファッションに関して意識はしていなかったと思うのですが、最近のお子さんたちはみんなファッションに興味があって、さらに知識もあるので、すごく勉強になります。また子育てをする中で感じた、子ども一人でも簡単に着替えられるものか、動きやすいお洋服なのか、といった点も取り入れるようにしています。
- この秋冬のお洋服に関しては、どのようなことを意識してデザインされたのか教えてください。
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娘がアダムスファミリーのミュージカルを観てその世界観がとても気に入ったようなので、そんなシックな雰囲気を取り入れてみました。お出かけ着や発表会や披露宴など人前に出る機会のときに着ていただくのにオススメです。
あとは少し大きくなって、ピンクなどの色味を卒業された女の子に向けて、水色や紫色を多く取り入れてみました。 - 七五三のお着物のプロデュースに関しても教えていただけますか?
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着物に関しても七五三のときに娘に聞いたところ、「黒が着たい」という意見があったので、今回は7歳の女の子に向けて黒の着物を作ってみました。
娘としては「ピンクとか赤の着物は3歳でしょ」という気持ちがあったようです(笑)
7歳の着物はシックな雰囲気が好みの娘のテイストに合わせ、3歳の着物に関しては私の好きな可愛いらしいテイストをふんだんに詰め込みました。男の子の着物は、自分がもし男の子がいたらどんな七五三にしたいか…ということを考えてみて、やっぱりせっかく着物を着せるなら「かっこよく、凛々しく、そして品があるものを着せたいんじゃないかな」と考えてデザインしました。
せっかくの七五三なので、ぜひ親子で楽しく着物を選んでいただきたいですね。
- いろいろなお話をしていただきありがとうございました!
最後にママスタをご覧いただいているママ達にメッセージをいただけますか? -
私もまだ子育てをはじめて7年なので、いつも子育て1年生の気持ちでいます。
気が付いたら育児期間は本当にあっという間に過ぎてしまうと思いますので、可愛い時期をしっかりと目に焼き付けることができるように、そして悩むよりまず楽しい気持ちで過ごしたいと思っています。
これからも、先輩ママ達の経験も参考にしながら、楽しく育児を頑張っていきたいと思います!
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(取材・文:上原かほり 撮影:chiai)