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宮川大輔

藤本敏史
Profile
宮川大輔 1972年生まれ。京都府出身。フジテレビ系バラエティ『人志松本のすべらない話』で知名度が上がり、バラエティやドラマなど幅広く活躍中。1997年に結婚。2010年に長男誕生。

2014-08-07
第3回 嫁が上半身裸でエールを送ってくれたんですよ

「今の僕があるのは嫁のおかげ!」と話してくださった宮川さん。
奥さまが、どんな風に宮川さんを支えているのかについてお話を伺いました。
ママスタ連載コラム全8回のうちの第3回をお届けします。

17年の結婚生活で、奥さまに支えてもらったなと思うエピソードがあれば聞かせてください。

この時何かを支えてもらったなとかではなくて、長い期間ずっと隣にいてくれたことが僕を支えてくれていたんだなぁと思っています。
僕、全然売れなくて、途中でコンビを辞めて「役者になろう」と思って舞台ばっかりやっていた時期があるんですよね。
舞台って、練習期間はお金が出ないので、二か月ぐらい全くお金が入ってこないことなんてよくあるんですよ。
そういう時に出費を減らす為に毎日お弁当を作ってくれましたし、嫁が働いてくれていたので生活ができていたんです。
だから、これがあったからというよりも、そばにいてくれたことが支えですね。

宮川さんがお仕事をするうえで、奥さまが支えになったことはありますか?

僕、「すべらない話」からテレビにだいぶ出させてもらえるようになりましたが、「すべらない話」の収録に行く前って、「一発かましてやろう!」「何かやってやろう!」という気持ちになるんですよ。ギラギラ、ソワソワしてしまうというかね。
ものすごく緊張するし、寝れないし、ずーっと家の中で練習してるんです。

それを見てて、嫁も「緊張してるんだろうな」って感じたみたいで、「行ってくるわ」って玄関を出ようとしたら、嫁が後ろから「フレー!フレー!大ちゃん!」ってパンツ一枚、上半身裸でエール送ってくれたんですよ。
それ見たら緊張がほぐれて、「よっしゃ!やったろう!」って収録に向かえたりするんです。

そういう話はいっぱいあります。嫁はサプライズ的なことをよくしてくれるんですよね。
手紙で「大ちゃん、あれ面白かったで。頑張ってな」みたいなことを書いてくれたり。
僕はそういうの上手じゃないので、全然できないんですけどね。

奥さまから、「芸人を辞めてほしい」と言われたことはありますか?

それは、一度もないですね。
僕が出てる番組を見てダメ出ししてきたこともないですね。
「あれ、面白かったわ」とかは言ってくれますけどね。

家でお仕事の話をされますか?

僕、家で仕事の話はしないですね。
若い頃はしてたんですけど、ある時から、嫁に愚痴を言っても仕方ないなと思うようになったんです。
一番応援してくれてる人に対して弱音や愚痴を吐くくらいなら、「今に見とけよ!」って仕事を頑張って、その結果を見せたら良い!と思うようになったんです。

結婚されてから「お金がない」という時代はどのくらい続いたんですか?

お金ない時期は、31歳くらいまでですね。
舞台をずっとやっていて、それでは全然稼げなかったんですけど、それからしばらくしてルミネで新喜劇に出るようになってから、贅沢はできないけど後輩を安い居酒屋に連れていけるくらいにはなったんですよね。それが31歳くらいの時です。

お金を稼げるようになって、一番最初に奥さまにプレゼントした物はなんですか?

食べていけるようになって一番最初に贈ったのは、嫁が昔から欲しがっていたネックレスですね。
確か、何かの番組でもらった賞金を全部嫁へのプレゼントに使いました。
賞金を全額持って、「欲しがってたやつ買いに行くぞ!」って連れて行ったんです。

お金を稼いで、最初に欲しがっていた物を買ってあげる旦那さんって、素敵ですね!

いやいや、全然です。本当にそれだけ迷惑かけたからなんですよ。
結婚してからかけた迷惑や苦労を考えたら、そのくらいのことはして当たり前というか、全然足りないくらいだと思いますよ(笑)

奥さんへの深い愛を感じるエピソードでしたね。
次回は、結婚13年目の結婚式についてのお話を伺います。
お楽しみに♪
(取材・文:上原かほり)

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