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藤本美貴

藤本美貴
Profile
藤本美貴 1985年2月26日北海道滝川市出身。モーニング娘。の第6期メンバー。現在は、タレントとして活躍するほかにサマンサタバサとのコラボバックをプロデュースするなど幅広く活躍中。2009年にお笑い芸人の庄司智春さんと結婚。2012年に長男を出産。ヨガのインストラクターの資格を取得して出版した「ミキティのやせヨガ!」(小学館)が好評発売中。
2014-08-15
第4回 立ち合い出産は、二人で頑張った感じが楽しかった!

全8回に分けお届けしている 藤本美貴さんのインタビュー。
第4回目は、出産についてのお話を伺っていきたいと思います。
過去に掲載した庄司智春さんのインタビューも併せてご覧ください!
→亮&庄司コラム第4回:僕は出産に立ち合って良かったなぁってすごく思いますね

臨月の時期は、庄司さんが沖縄に行かれていたんですよね?

そうなんです。沖縄国際映画祭の仕事があってそっちに行っていました。
立ち合い出産を希望していたので、彼はお腹に向かって、「パパがいる時に出て来てねぇ」と話しかけていたんですけど、ちょうど沖縄にいる時に破水しちゃったんです。

でも、間に合って立ち合いできたんですよね。

破水はしたんですけどすぐに陣痛が来なかったんです。
陣痛が始まる前には旦那さんが仕事の都合をつけて沖縄から戻って来てくれていて、それからはずっと一緒にいてくれました。
破水しちゃうとお風呂に入れないし、産後もしばらくは入れないって聞いていたので、「髪の毛だけでも洗いたい!」と先生にお願いして、彼に髪を洗ってもらいました。

陣痛が始まる前からそばにいてくれるのは心強いですね。

お腹に向かって話していたのがちゃんと届いてたのかな?(笑)
その後もすぐには陣痛が来なくて、明日来なかったら点滴しましょうって言われていたんですけど、最終的に全て自然にお産が出来ました。

庄司さんが「奥さんに、立ち合い時の掛け声を褒められた!居てくれて良かったって言われてるんですよ!」と自慢してらっしゃいましたが、どうでしたか?

すっごく良い掛け声で、居てくれて良かったと思います!
彼の「いいよぉ!ミキティ~!いいよぉ~!」の掛け声がなかったら、お産を乗り越えられなかったって今でも思っているんです。
彼のあの掛け声のおかげで「良いんだ!これで良いんだぁ!」と思えました。(笑)
一緒に戦った感がすごくあるんですよね。

立ち合ってもらった方の中でも、そんなに旦那さんを褒めてる方ってあまりいないので、お2人ともすごいなぁと思いました。

本当ですか?彼は、すごく立ち合いが上手だったんですよ(笑)
あまりに立ち合いがうまくて「初めての立ち合いだよね?」って思ったくらい!
立ち合ってくれてる間は、もう完全に私の言いなりなんですよ(笑)
「暑い!」っていうとすぐうちわで扇いでくれるし、「全身!」っていうと一生懸命「安産」と書かれたうちわで全身を扇いでくれていました。
生まれた瞬間は、とにかく終わった~!という感じで、二人とも疲労で全く泣かなかったですが達成感がすごくありました!

陣痛に耐えている藤本さんを見て、庄司さんは「見たことのない顔を見た」「あんなに痛がってるのを見たら、頭が上がらなくなる」と話してくださったのですが、そういう部分も見せられるご夫婦って良いですよね。

本当に痛くて、二人目は無痛にしようと思っていたんですけど、最近だんだんあの陣痛楽しかったな~って思えるようになってきたんですよね。
それを彼に話したら「それ、変態だよ」って言われましたけど(笑)
思い出すと、陣痛に耐えている感じとか、二人で頑張った感じが楽しかったなぁって思えてきたので、二人目も無痛ではなく普通に産みたいなと思っています。

お産を「楽しかった!」と振り返られる人って、なかなかいなそうなイメージですが、そんな素敵なお産ができたって素晴らしいですね。

その時は、痛みに耐えられない!とか思うんですけど、考えてみたら生きている中であんなに痛いこともないし、あんなに叫ぶこともないし、あんなに周りの人達が言いなりっていうのもないんですよね(笑)
そう考えると、なかなかできない体験だし、楽しい経験だったなぁと思うようになりました。

庄司さんの「いいよぉ、ミキティ!」の掛け声、聞いてみたいなぁと改めて思いました。
次回は、パパとママになってからのお二人のことをお聞きします。
お楽しみに♪
(取材・文:上原かほり 撮影:chiai)

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