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HG&住谷杏奈 ○○○

Profile
レイザーラモンHG 1975年生まれ、兵庫県出身。1997年、相方のRGとお笑いコンビレイザーラモンを結成し、2005年にハードゲイキャラのHGとしてブレイク。現在は絵画やモデルなど多彩な活動を展開しているほか、芸人としてコンビでフジテレビ系「THE MANZAI 2013」で決勝進出を果たすなど活躍中。
Profile
住谷杏奈 1983生まれ、北海道出身。モデル・タレントとして多方面で活躍し、ファッション・美容関連グッズのプロデュース業も行なっている。2006年に結婚、現在5歳の男の子と2歳の女の子の母。

2014-02-20
第5回 奥さんがこんなに料理上手で幸せだなぁと思っています

全8回に分けお届けしている HGさん・住谷杏奈さんご夫妻のインタビュー。
第5回目となる今回は、「普段思っていても言えていないこと」についてお話いただきました。
いろんなことを共有しているという住谷夫妻は、お互いの携帯に届くメールも共有しているとか!?
今回は、驚きのお話がたっぷりです!

お互いに、実は言えてないけど密かに直してほしいと思ってることってありますか?

HG:片付けが苦手なところと、すぐ物をなくすところは直してほしいなと思ってますね。
家の鍵とか、車の鍵とかすぐなくすんですよ。
「あれ?ない!」とか言って、鞄の中ゴソゴソしたりして。
決めた所に入れたら良いのにって思うのに、それができないのが、なんでだろうと思いますね。

杏奈:片付けは、どうしても苦手なんですよね。パパがすごくキレイ好きで、気づくとやってくれてるので、なかなか直せないんです…。やってくれちゃうんだもん♪

HG:やってくれちゃうって言うか、やらなかったら片付かないままになるやん(笑)

杏奈:そういうのは、得意な方がやったほうが良いと思いません?(笑)
私がパパに直してほしいと思ってるのは、滑舌が悪いところ(笑)
何言ってるのか聞き取れないことが多いんですよ。家だと声も小さいし、「え?」って何回も聞き返しちゃう(笑)

では逆に、普段は言えないけど、こういう所が好きというところはありますか?

杏奈:そういうのは、普段から常に言い合うようにしてるんです。思ったことは伝えるようにしてて。

HG:そうですね。けっこう普段から褒めてくれますね。

杏奈:今、あえて言うなら…背が高いところが好き。

HG:そんな基本なことを、今言うんや(笑)

杏奈:それは、あまり言ったことなかったでしょ(笑)

HG:ありがとう(笑)
僕は、料理がものすごく上手いことに感謝してるし、好きですね。
毎日のことなので、感謝の言葉や感想は減ってきますけど、ご飯食べる度にそれは思っています。

杏奈:私、元々お料理が何もできなくて、同棲を始めた時は朝からお料理を始めて夜に一品出来上がるくらいだったんです。要領も悪かったし、最初は不味い物をたくさん食べさせてました(笑)
ほんとに無知だったんです。
それではダメなので、結婚してからお料理教室に通って覚えたんですよ。

HG:料理教室に通いだしてからはすごく上手になってきて、今ではあっという間に3品くらい作るし、目分量でパパッと作るようになったので、センスあるんだろうなと思います。
夕飯も、大人用と子ども用でうまく味付け変えて作ったりするんで、すごいなぁと思ってね。
僕は、料理は一切できないので、奥さんがこんなに料理上手で幸せだなぁと思っています。

杏奈:そう思ってもらえてるのは、嬉しいですね。
いつも、思っていることは伝え合うようにしてるけど、改めてそういう気持ちを聞くと、もっと美味しい物作ってあげたいと思います。

HG:期待してます(笑)

お2人のお話を伺っていて、とても素敵なご夫婦だなぁというのが伝わってきます。
そんなお2人にとって、今までで最大の夫婦ゲンカのエピソードを教えてください。

杏奈:結婚を決めた時のケンカが今までで1番大きなケンカだったんじゃないかな。
でも、あれはまだ夫婦じゃなかったから…
結婚してからは、あまり大きなケンカはしてないよね?

HG:夫婦になってからのケンカで言うと、なんだろうな…牛刺し事件?

杏奈:あぁ!それがあったね(笑)最大というほどでもないけど(笑)

HG:牛刺し事件というのは、彼女の家族と焼肉屋でご飯を食べようって日があって、僕は仕事が終わってから遅れてお店に到着したんですよ。
すごくお腹が減っていたので、着いてすぐテーブルの上にあった牛刺を食べたんですよ。
そしたら、「こらぁ!なんで焼かないんだよ!」って突然キレられたんです…。

杏奈:それには理由があって、私は焼き肉用のお肉を頼んでいたのに、お店の人が間違えて刺身用のタンを持ってきてたんですよ。
でも、私は焼く用のタンを頼んだつもりだったので、それをいきなり生で食べたと思ってびっくりしたというか、「何してんの!?」って思って言ったんです。

HG:でも、見るからに“刺身”だったんですよ。
玉ねぎのスライスついてたし、焼くのとは違うって見たらわかるじゃないですか?
なのに突然怒るからびっくりして、「なんでやねん!これ、刺身やろ!」と言い返したら、「違うわ!」ってずっと一方的に怒られまくってて、最終的に店員さんを呼んで聞いたんですよ。

杏奈:そしたら、「お刺身です」と言われて(笑)
それを聞いた彼が「ほらみろ、刺身やないかい!」ってボソっと誰に言ってるのかわからない感じで呟いて、そのケンカは終わったんです(笑)

奥さんにじゃなく、ボソッとつぶやいたんですね(笑)

HG:我が家のケンカは僕がずっと一方的に怒られ続けて、結果俺が悪くないってなったら終了する、そんな感じですね(笑)
僕が奥さんにキレるっていうのはないですね。
しかも、危機を感じさせるようなケンカは一度もなくて、おもしろいエピソードもなくて申し訳ないくらいです(笑)

杏奈:でも、この牛刺し事件も生で食べたことを怒ったわけではなくて、私は食べ物は一番美味しい状態で食べてほしいっていう気持ちがあるんですよ。
例えば、オムライスを作っててもケチャップがないってなったら必ず買いに行くし、ソースを混ぜて美味しく完成するものは、きちんと混ぜて食べて欲しいし、そういうことを大事にしてるから怒ったんです。

HG:でも、牛刺し事件は完全なる勘違いだったので、それとは違うんですけどね(笑)

結婚8年目で、大きなケンカのエピソードが牛刺し事件というのはすごいですね。
仲良く過ごす秘訣として、夫婦間での約束事はありますか?

杏奈:スケジュールはお互いに把握してますね。今、この時間に何をしてるかわからないってことはないです。

HG:そうですね。マネージャーから携帯にスケジュール連絡が来るんですけど、僕の携帯に来たメールは奥さんの携帯にも届くんですよ。

杏奈:携帯の機種変更をした時に、彼の携帯に来たメールは私の携帯に、私に来たメールは彼の携帯に届くようになってて、「これ、なんだろうね?」と言いながらも便利だから使ってるんです。

HG:そのメールのやり取り、全部奥さんにも行くので、全て筒抜けなんですよ。
人に話すと驚かれるんですけど、それが便利というか、把握してもらってて楽ですね。

杏奈:隠したり、やましいことがないので、全然それに対して変だなという気持ちはないですね。
彼に来たメールに私が返そうと思えば返せるし(笑)

HG:そうなん?それは知らんかったわ。
でも、この設定を利用して、奥さんに完全に管理されてるRGさんという知り合いもいますけどね(笑)

次回もお楽しみに♪
(取材・文:上原かほり 撮影:chiai)

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