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HG&住谷杏奈 ○○○

Profile
レイザーラモンHG 1975年生まれ、兵庫県出身。1997年、相方のRGとお笑いコンビレイザーラモンを結成し、2005年にハードゲイキャラのHGとしてブレイク。現在は絵画やモデルなど多彩な活動を展開しているほか、芸人としてコンビでフジテレビ系「THE MANZAI 2013」で決勝進出を果たすなど活躍中。
Profile
住谷杏奈 1983生まれ、北海道出身。モデル・タレントとして多方面で活躍し、ファッション・美容関連グッズのプロデュース業も行なっている。2006年に結婚、現在5歳の男の子と2歳の女の子の母。

2014-02-06
第3回 今の僕があるのは、奥さんのおかげです

全8回に分けお届けしているHGさん・住谷杏奈さんご夫妻のインタビュー。
第3回目となる今回は、“親友のような存在”と語るほど仲の良い夫婦であるお2人の、お互いへの気持ちをお話いただきました。

お2人は、どんなことで夫婦ゲンカをするんですか?

HG:うちは、小さい言い合いはしますけど大きなケンカってあまりないんですよ。その分、いくつか記憶に残ってるケンカがありますね(笑) あれは、結婚6年目の時かなぁ?恵方巻きって節分にやる関西のほうの習慣なんですけど、結婚してから1回もそんなことしたことないのに、突然「恵方巻き食べてみたい」って連絡が来たんですよ。
恵方巻きって知ってます?
太巻きを恵方の方向を向いて黙って食べるっていうやつなんですけど。
「何で突然!?」と思いながらも、夕方に電話が来て、夕飯も作ってるって言うから、それなら長いのではなくて、輪切りになってるコンパクトサイズの太巻きを買って帰ったんですよ。僕としては気を利かせたつもりで。
そしたら、めっちゃキレられたんです(笑)

杏奈:恵方巻きをやりたいって言ってるのに、ただの海苔巻みたいなの買ってこられたら「はぁ?」と思うじゃないですか?
太巻きをもぐもぐ食べるのをやりたいのに、何これ?みたいな気持ちになりますよね(笑)

HG:それで「買い直してきて!」って言われたんですよ。これ聞いて、どう思います?

女心とはそういうものですよ。変に気を利かせると墓穴を掘るのが男ですよね(笑)

HG:なるほど…。で、結局、買いに行ったんですよ。長い1本の太巻き。
そしたら2,3口食べて終わりなんですよ。
「ほらな、食べられへんやろ」って思うじゃないですか?

杏奈:最初にそれを買ってきてくれてたら良かったのにね(笑)

HG:こう言うでしょ?
まあ、だいたいがそんなケンカですかね。
でも、そういう感じで夫婦のバランスが取れてるんやろうなとも思いますね。

そんなお2人は、お互いのことをどんな奥さん、旦那さんだと思っていますか?

杏奈:親友みたいな感じだなぁとは思います。なんでも話し合うので。

HG:親友かい!(笑)

杏奈:もちろん夫婦という感じは大前提なんですけど、それだけではなくて、どんなことも話し合える親友であり、パートナーであるという気持ちは強いですね。

HG:そういう意味で言えば、僕もすごく彼女のことを信頼できる奥さんだと思ってますね。
昔は自分の凝り固まった考え方があって、人の意見なんて聞き入れないという部分があったんですよ。
でも、彼女の意見を取り入れていくことで、成功したり、良い方向に向かうことが増えたので、今は100%の信頼を持って聞き入れることができるようになりました。ファッションにしてもそうですね。

杏奈:付き合い始めた頃、彼の服のセンスがひどかったんですよ(笑)
竜の刺繍が入ったサテンのシャツとか集めてて…

HG:昔は、悪い恰好が好きだったんですよ。和柄のシャツとか、バイカーだったのでハードなレザーとかそういう服ばかり着てた時期があって。

杏奈:それで私の誕生日に、和柄のお揃いのシャツをくれたんですよ…

HG:その時は何も言わず受け取ってくれてたのに、後から「あれ、実は着れなかった」と言われた時はびっくりしましたけどね。

杏奈:あはは。言えなかったですねぇ。結局クローゼットに入れたまま1度も着なかった(笑)

HG:そういうファッションセンスも、彼女の意見でいろいろ変えてきたし、髪型もモヒカンとかばっかりだったんですけど、彼女の意見を聞いて変えてきましたね。

杏奈:最初、ほんとにひどかったんですよ。髪型もファッションも、眉毛やお肌のお手入れも全然できてなくて(笑)
でも、男の人って一度にそれを注意しても受け入れてくれないから、少しづつ時間をかけて、1つ1つ直していったんです。  
「こういうのが似合うんじゃないかな?」と。

1番変えるのが難しかったところはどこですか?

杏奈:髪型ですね。坊主に稲妻の剃り込みとかこだわりがあって、なかなか聞いてくれなかったです。

HG:まぁ、髪型はかなりこだわってたので、なかなか変えられなかったですね。
でも、結局彼女の意見を聞き入れて変えたほうが「おしゃれ」とか「かっこいい」とか言われるようになって、仕事も幅が広がったりしたんです。
だから、今はもう彼女が「これ良いんじゃない?」と言うものは積極的に取り入れてます。
そして、「今の僕があるのは、奥さんのおかげです。」と人に言えるようになってきましたね。

次回もお楽しみに♪
(取材・文:上原かほり 撮影:chiai)

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