レイザーラモンHG（以下：HG）：出会ったのは、２００５年の１０月に友達を介して初めて食事をしたのがきっかけです。

HG：僕はひと目惚れですね。

住谷杏奈（以下：杏奈）：うそぉ～！そうだっけ？

HG：ひと目惚れと言うか、ひと聞き惚れというか、話がすごく面白くてそこに猛烈に惹かれたんですよ。
もちろん見た目もかわいいと思ったんですけど、とにかく話がめちゃくちゃ面白かったんです。

HG：彼女の話は、すごいマニアックなんですよ(笑) 出会った時彼女は２２歳だったんですけど、すごく面白い人生を歩んできてる子だなと思ったんです。
「Ｘ ＪＡＰＡＮ」のファンでコスプレしながら追っかけをやってたとか、パラパラにはまって踊れる曲は500曲くらいあって、２４時間パラパラを踊り続けたことがあるとか(笑)

杏奈：あはは。初対面でそんな話されたらびっくりするよね(笑)しかも、そこに惹かれてたとは驚き！

HG：あと、プロレスにも興味があるって言ってて、話してみたらすごくマニアックなことまで話せたんですよね。
そんな女の子に出会った事がなかったから、新鮮だったというか、この子面白いなぁと思ったのが最初というか、その時にはもう“好き”になってたかもしれないですね(笑)
出会った頃って、僕がちょうどテレビに出させてもらえるようになった頃だったんですけど、彼女僕のこと知らなかったんですよ。

杏奈：私、あんまりテレビを見ないので、彼のこと知らなかったんです (笑)
友達に紹介された時も、テレビに出て人気がある人だって知らなかったので、彼から「一緒にフゥ～しない？」みたいなメールが来ても、何言ってるのかわからなくて(笑)
「気持ち悪い人だな」と思ってたんです(笑)

HG：僕は出会ってすぐからグイグイ押してたんですけど、全然そっけなくて(笑)
その当時はまだ大阪に住んでいて、東京、大阪間の移動中が睡眠時間ていうくらい忙しい日々を過ごしてた時で、テレビに出てるということをフルに使って押しまくってたんですけどね。
知らないから全然通用しないんです(笑)
でも、僕のことを知らないっていうのも良かったかもしれない。

杏奈：メールをもらったり、時々会ったりしてるうちに、だんだん彼がすごく人気のある人なんだなということがわかってきたんです。
本当に忙しい時だったのに、けっこう時間を作って会いに来てくれたりしたんですよね。

HG：そのくらい本気で押してたんですよ。付き合いたい！っていう気持ちがすごくあったから、僕としてはかなり一生懸命アプローチしてました。

杏奈：私、その当時って、恋愛にけっこう疲れてる時期だったんですよ(笑)
それまでの恋愛って追いかけてばかりで、彼みたいに追いかけてくれる人っていなかったんです。
そういう初めてのことに、だんだん惹かれていったのがきっかけになった気がします。

HG：１０月に知り合って、付き合い始めたのが１２月だったので、２ヵ月かかって、ようやくＯＫをもらったんですよ。

杏奈：そう！１２月の誕生日に付き合い始めたんだよね。
その時期ってイベントが多くて…お誕生日もそうだし、クリスマスやお正月もあって、気づいたら一緒にいる時間が増えたって感じで。

HG：ようやく彼女になってくれた！って、すごく嬉しかったのを覚えています(笑)

杏奈：私はものすごくあったんですけど、彼は全然なかったんですよ。
私は昔から結婚願望が強くて、早く結婚して、専業主婦になりたい！って、考えてたんですけど、そういう話を彼にしても「結婚はまだ考えてない」って言われてたんです。

HG：僕、それまで大阪で極貧生活をしてたんですよ。
家賃３万の家に住んで、バイトしながら芸人をやってるような生活を２００４年までしてて、彼女と出会ったのはテレビに出始めたばかりの頃だったので、収入も仕事も先が見えなくて、結婚という考えはその時は全く持てなかったんですよね。

HG：きっかけは、大ゲンカの末で…

杏奈：それまでは本当に結婚願望がない人だったんですけど、ある時大ゲンカをして、その時にこのまま別れるか、けじめをつけて結婚するか…という流れになったんです。
そのケンカが、結婚のきっかけです。

HG：勢いとは、まさにこのことです！

杏奈：ほんとにそう！私たち、勢いで結婚したんですよ(笑)
その大ゲンカから３日後に入籍したんです。

次回もお楽しみに♪
（取材・文：上原かほり　撮影：chiai）