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益若つばさ

益若つばさ
Profile
益若つばさ 高校生の頃からティーンズ向けファッション雑誌「Popteen」や渋谷系ファッション雑誌「egg」の読者モデルとして活躍。妊娠・出産を経て商品プロデュース、タレント、歌手(Milky Bunny)など様々な分野で活躍。現在5歳の男の子の母。

2013-12-18
第8回 本当の益若つばさに近いのはMilky Bunnyの時かな
様々なジャンルでご活躍されていますが、つばささんにとっての“モデル”と“歌手”それぞれのお仕事についてお聞かせください。

モデルのお仕事は、自分が主役ではなく商品(服やメイク)が主役だと思って仕事をしています。
どうしたらその商品が良く見えるかを考えながらするのがモデルの仕事だと思っていて、「このお洋服が1番可愛く見えるには」とか「このメイクが良いと思われる見せ方は」ということを考えながら、常に主役は商品だという意識で仕事をしています。

音楽は、今までやってきたいろんな仕事の集大成だなと思ってやっています。
今までやってきた全部の仕事が活かされているのが音楽の仕事で、雑誌のモデルをしてきたことは、ジャケ写を撮るのに役立っているし、ランウェイを歩いたりしてきたことは、パフォーマンスする時に緊張せずにステージに出ていけるということに活きてて、バラエティの経験はステージでのMCに役立っているし、プロデューサーをしてきたことでクリエイターさんとの打ち合わせがスムーズにできたりしているので、今までのいろんな仕事が生かされていて楽しいです。

モデルと歌手の活動の違いは何だと思いますか?

ライブは、ファンの人との運動会だと思っているんです(笑)
“益若つばさ”として普段活動している時は、求められているキャラクターを意識してけっこう真面目にやったりしているんですけど、Milky Bunnyの時は、その時の感情をそのまま表現しています。

なので、本当の益若つばさに近いのはMilky Bunnyの時かな。
切り替えをしているつもりはないけど、そういう違いはあると思いますね。

その違いでつばささんのバランスが取れてたりしますか?

2つの活動があるから、バランスが取れてるっていうのはあるかもしれないですね。
2つとも、ほんとに全然違うんですよ。

音楽って、すごく大変なんですけど、1つの音楽であんなにみんなで盛りあがれるのは凄いなと思うんですよね。
盛り上がってライブ会場全体がひとつになるというあの感覚がすごい。

モデルとしてランウェイを歩いてる時には、観客の視線が集中する中で商品を見せる緊張感がある。
ほんとそれぞれに良いところがあって、バランスがとれていると思います。

モデルという仕事をしていく中で、最新のトレンドや情報はどのようにインプットしているんですか?

意識して情報を集めたり、勉強したりはしていないんです。
自分の感覚と、見ていてかわいいと思う物をおススメしています。

月に雑誌は何冊読む!ということもないんですか?

特にないんですが、雑誌は美容院でよく見ますね。
あと長い撮影がある日には洋服がたくさん載っている雑誌を買って、スタイリストさんと見ながら、「今こういうのが流行ってるんだって!」とか話したりします。

そういうのが情報収集になってるのかな?

雑誌で見たものを取り入れたりしますか?

しないです(笑)
「今、これが流行っているんだな」という情報としては入れますけど、それを真似することはないですね。

思わず取り入れちゃった物ってありますか?

昔はたくさんありましたけど、今は自分が好きだと思うものを大事にする気持ちがより強くなっています。
流行ってる物に興味がなければ、無理に取り入れたりしませんし、自分が好きな物がその時に流行っていたら、もちろん活用するし。

流行りより、基本は自分が好きかどうかかなと思っています。
10代の頃は、トレンドからずれるのが怖いと思っていたけど、今は自分の好みも確立できてきたので、流されることはないです。

昔は選ばなかったけど、最近気になる物ってありますか?

コンサバ系!
コンサバって昔の私の中では「なし」だったんですよ。
OLさんが着ているというイメージが強かったんですけど、意外とそうではなくて、キレイなラインのワンピースがあったり、そのジャンルの中でも選ぶアイテムによっては私でも似合う物があるんだなとか思うようになってきましたね。

幼稚園の保護者会に行くときとかに着てみたり。
私も、大人になったってことですね。
苦手な物がどんどんなくなってきて、幅が広がってきました。

ファッションにおいて“年相応”ということを意識することはありますか?

ママになる時は、「ママらしく」しなくちゃいけないとか考えてたけど、そういうのは気にしなくていいかなと今は思っています。
人は人、うちはうち!と思っているので、子どもと触れ合ったりするときに引っかかったりしない安全なデザインであれば、髪の色もファッションも好きにしても良いと思いますよ。

では、プロデュースのお仕事で、今後やってみたいことを教えていただけますか。

子どもとママのお洋服ブランドをやりたいです。
アパレルはまだブランドをしっかり立ち上げたことがないので、今後の目標のひとつですね。
あと、今までプロデュースしてきた商品が全て買えるコンセプトショップのようなものができたらなと思っています!

では、最後にママスタのママ達へメッセージをお願いします。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!
子どもがいると、周りの目が気になったり、私の場合はファッションやメイクを他のママさん達と比較されたりすることがあるのですが、私は子どもとたくさん遊んであげたり、ご飯をちゃんと作ってあげるということが出来ていれば、ママ自身も自分の好きなファッションやメイクをどんどん取り入れた方がいいと思っています。

そういう提案をこれからもしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします!

(取材・文:上原かほり)

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