- Profile
益若つばさ 高校生の頃からティーンズ向けファッション雑誌「Popteen」や渋谷系ファッション雑誌「egg」の読者モデルとして活躍。妊娠・出産を経て商品プロデュース、タレント、歌手(Milky Bunny)など様々な分野で活躍。現在5歳の男の子の母。
- 2013-11-13
- 第3回 “子育てって助け合いだな!”と思ってるんですよ
- ママになって変わった価値観、考え方ってありますか?
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ほとんど全部変わりました!
『ママ』というイメージも、180度変わりましたね。昔は、なんとなく「ママってすごいんだろうな」思ってたけど、実際自分がママになってみて、「ママってこんなにすごいんだ!!」と思いました。
- 例えばどんな時にそう思いましたか?
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お腹の中に赤ちゃんができて、まず体調が崩れたりするわけじゃないですか?
その瞬間から、すでに「ママになるって大変」と思うんですけど、出産して育児が始まって、育てるのって当たり前じゃんて思ってたけど、その当たり前のことがどれだけ大変かということが実際自分でやってみるとわかるじゃないですか。そういうことに気づいたら、世の中のママ達全員を大尊敬!しましたね。
私は、出産したのが早かったからそういうことを21歳で気づけて良かったなと思っています。
- 自分の親に対しての意識も変わりましたか?
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もちろん変わりました。
私の実家は居酒屋を経営しているので、夜の仕事であまり家にいなかったり、一緒に過ごす時間が少なかったんですけど、いつも美味しいご飯を作ってくれて、美味しいご飯がいつもあることで寂しさを感じたことがなかったんです。でも、それすらも簡単なことではなかったんだなと思いました。
よく親に文句とか言ってたけど、親になって親の凄さや偉大さを知って反省しました。
- それ以外に変わった部分はありますか?
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外で子ども連れのお母さんを見ると、扉を抑えてあげたり、エレベーターのボタンを押してあげたり、そういうことをすごくするようになりましたね。
ベビーカーを押しての外出って、想像以上に大変なんですよ。近所の本屋に行くのだって大冒険だったりするし、そういう大変な経験をして、私が困っていた時に、実際やってもらって本当に嬉しかったり助かったりしたことだから、今は見かけたら手伝ってあげたい!と思って意識して行動しています。
- 自分が経験してみないとわからないことってたくさんありますよね。そういう意識が強くあるのはステキですね。
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「子育てって助け合いだな!」と思ってるんですよ。
だから、自分がやってもらって嬉しかったことはやってあげたいなって思うし、世の中の人がみんな少しずつ他人に対しての思いやりを意識していれば、子育てだって、もっとしやすくなって、気持ち良く生活できると思うんです。
- まわりにはママ友もたくさんいますか?
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最近は、ママになる友達も増えてきました。
友達と集まることは多いですけど、全員がママということはなくて、ママの子もいれば、そうじゃない子もいて、みんなで子ども達を囲んで集まることが多いですね。
最近も、そのメンバーで子連れで韓国旅行に行ってきました。
- お子さんと一緒にみんなで旅行って楽しそうですね!
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大勢でワイワイ楽しむのが私も息子も好きなので、そういう風に過ごすのがすごく楽しいです。
子どもが何人か集まると、兄弟みたいに遊んでて楽しそうだし。
- よその子も、自分の子と同じように怒ったりしますか?
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しますよ。みんなで遊んでて悪いことをしたら、その子だけではなくて、たいていうちの息子も同じことをしてるから、まとめて「これはダメだよ」と言います。
- つばささんは、良い意味であまり怒るイメージがないんですが、息子さんを怒ると効果ありますか?
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それ、息子にも言われますね(笑)
「ママは優しいから好き!」って言ってくるんですよ。「あれ?怒ってるんだけどな…聞いてないのかな」と思っちゃいます(笑)
でも、基本はあまり怒らないかもしれないですね。礼儀とか常識がないことをしたときは怒るけど、自分がイライラしたりとかで怒鳴ったりするようなことはしないし、それは気をつけています。
仕事で疲れてたり、イライラすることもあるけど、それを八つ当たりするようなことはしないように意識しています。
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次回もお楽しみに♪
(取材・文:上原かほり)