- Profile
優木まおみ 1980年3月2日、佐賀県生まれ。東京学芸大学卒業後、モデルや数々のバラエティー番組、CMなどで活躍。艶やかな美ボディは、同性から圧倒的な支持を受ける。2013年に結婚、2014年春に第一子出産予定。
- 2014-03-05
- 第7回 夫婦として一緒にいる以上、心地良い空間を作ってあげることが奥さんとしての役目だと思うんです
全8回に分けお届けしている 優木まおみさんのインタビュー。
第7回目となる今回は、産まれてくる赤ちゃんへの気持ち、芸能界の先輩ママ、パパ達から教えてもらっていることをお聞きしました。
- 芸能界には、たくさんの先輩ママがいると思うのですが、その方々から子育てに関して教えてもらったことはありますか?
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今のところはまだないんですよね。
妊娠中より、産まれてからのほうがいろいろ教えてもらうことになると思ってます。幼稚園のこととか全然わからないので、きっと先輩ママさんを質問攻めにしちゃいそうです。
あとは、「なんでこんなに泣くの?」とか(笑)
産まれたら、わからないことばかりが起こりそうじゃないですか?
- 現在、ご出演中の“ヒルナンデス”では、森三中の村上さんが妊婦さんですが、妊婦さん同士の情報交換をしたりしますか?
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村上さんとは、出産予定日がちょうど1ヵ月違いなんです。
お腹の大きさを比べたり、体調の話をして妊婦生活の情報交換をしたりしていますよ。
二人で情報交換というよりは、現場にいる先輩パパ達から、パパとしての意見を一緒に聞くことが多いですね。
- それはどんなお話ですか?
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妊娠・出産って、女性のキャリアを考えるうえでターニングポイントになると思うし、「本当に仕事復帰ができるのかな?」とか、「産後の自分のことを欲してくれる人はいるのかな?」と不安になることってあるじゃないですか。
そういう時に先輩パパ達が「戻ってきなよ。みんなで赤ちゃんの面倒みるよ!」と言ってくれると嬉しいし、私はすごく良い環境で仕事をしてるなぁって思うんです。
出産や子育てがキャリアアップの弊害にならないということを、パパ目線で話してくださるので、すごくありがたいですね。芸能界って割と男社会なので、パパサイドの意見がたくさん入って来るんですよね。
そうすると、離婚された方の話とかも聞くことがあるんです。子育て中のこんなすれ違いが夫婦に亀裂を入れたとか、こういうことが我慢できなかったとか、男性目線のお話を聞くことができるので、そういう話を聞いて「気を付けよう」と思ったり(笑)
なるほどと思ったことは頭の中において、いろいろ参考にさせてもらっています。
- そういう話を聞いて、旦那さんに話しますか?
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しないですね(笑)
それは、私の頭の中にあって、私が気を付けていれば良いことだと思うので。
それを共有してストレスに感じるようなことになってほしくないなと思うんですよね。
「他の人はこうしてるらしいよ」という話もしないんですけど、自然にそうなってもらえるように導いていきたいなと思っています(笑)男の人のほうがロマンチストだし、無邪気だと思うので、「自由だ」という気持ちを持ったままでいないと、窮屈さを感じて辛くさせてしまうんじゃないかと思っているんですよね。
夫婦として一緒にいる以上、彼にとって心地良い空間を作ってあげるのも奥さんとしての役目だと思うんです。
- そんな風に考えていてくれるなんて、旦那さんは優木さんに感謝しなくちゃいけないですね!
次はお子さんについてですが、まだ、性別がわからない時期ですが、お子さんが男の子だったら、女の子だったら…こんな風に育ってほしいという願いはありますか? -
どちらでも、普通に育ってくれたら、それで良いと思います。
もし、男の子が産まれて、私にとっての王子様みたいに育てたのに、思春期になって男臭くなっちゃうこととか想像するとショックだなぁとか思うんですけど(笑)
本当に、どちらでも元気に産まれてくれればという気持ちだけですね。
- 将来、こんな仕事に就いてほしいというような想像もしますか?
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仕事にしても、将来選ぶ道にしても、親が無理やり決めつけるようなことはしたくないなと思うので、何をしても良いと思いますね。
女の子だったら、芸能の仕事も全然OKだと思っているんです。自分の経験してきたことも伝えられますし。男の子が産まれて、芸能の仕事をしたいと言ってきたら、家庭を持って生活を成立させるには厳しい世界だよということをちゃんと伝えて、その覚悟をさせてからかなと思います。
- お子さんは、優木さんと旦那さん、どちらに似て欲しいという希望はありますか?
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パパの体型がラガーマン体型なので、男の子なら彼のミニ版みたいなのだったらすごく嬉しいなと思いますけど。どっちに似ててもいいですね。
どっちに似て産まれてくるんだろう、と楽しみにしています。
- 優木さんは、ご両親どちらに似ていますか?
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私は小さい頃お父さんに似ていたんですけど、年齢を重ねてきたらどんどんお母さんに似てきたんです。
女の子って、そういう子が多い気がするし、みんなきっとそうなるんですよね。
小さい頃はパパ、大人になったらママに似るって、ちゃんと2人の遺伝子を受け継いでいるってことだから、遺伝子ってすごいなと思います(笑)
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次回もお楽しみに♪
(取材・文:上原かほり 撮影:chiai)