鈴木奈々（以下：鈴木）：私が18歳の時に出会ったので、もう9年くらいです。

小森純（以下：小森）：はやっ！もう9年も経った？

鈴木：そうですよ～！知り合ってから、もう9年も経つんですよ。すごくないですか～！？

小森：でも私、出会った最初の頃の印象がないんだよね。全然喋らなかったし。

鈴木：そう！私、ものすごく純ちゃんにビビってたんですよ！すっごく怖くて、とにかく顔が怖くて！だから、話しかけられなかった！

小森：顔が怖くて？超失礼なんですけど(笑)
私は、「なんか変な子が入って来たなぁ」と思ってたけど、全然喋らないし、話すこともないから、最初の1年は交流がないままだったよね。私以外の人とも話してなかったよね？

鈴木：話してないです。私、先輩みんなのことビビってたんですよ。
誰にも話かけられなくて…。

鈴木：純ちゃんと仲良くなったきっかけって、ラスベガスですよね？

小森：懐かしい！そうだね！『popteen』の撮影でラスベガスに行った時だよね。

鈴木：私が入って1年目の時にラスベガスで撮影があって、私と純ちゃんともう一人のモデルの子と3人で行ったんですよね。

小森：そう。それで3人1部屋だったから、喋るしかない状況になったから初めて話したんだよね(笑)
喋ってみたらすごい面白い子でびっくりしたのを覚えてる。

鈴木：ほんとですか？私はそこから、すごい純ちゃんのことを信頼するようになりました！

小森：それまではしてなかったの？(笑)

鈴木：だって、ほんとに怖かったんですもん。でも、純ちゃんは『popteen』の後輩からすごく尊敬されてました。怖いから逆らえないとかじゃなくて、みんな純ちゃんのマネをしてました！

小森：ほんとにそんなこと思ってる？(笑)　だって、奈々はつばさの大ファンだったじゃん。

鈴木：そうなんですよ！私、つばさちゃんの大ファンで、握手会でスカウトされて『popteen』に入ったんですよ。でも、純ちゃんのこともすごい尊敬してました！
ラスベガスも心臓バクバクで行ったんですけど、純ちゃんはすごく性格がオープンで優しかった！
見た目怖いし、喋り方も怖いけど、こう見えて優しいんですよね。

小森：こう見えてって(笑)ちょくちょく、悪口はさむよね？(笑)

鈴木：悪口じゃないですよ～。私、モデルやる前に109で純ちゃんを見かけたことあるんですよ。「純ちゃんだぁ！」って思ったけど、やっぱり怖くて声をかけることができなくて。雑誌でずーっと見ていて、街で見かけても声もかけられなかった憧れの存在の純ちゃんと、今こうして仲良くさせてもらってるなんて、夢みたいです！

小森：でも、ファンだったのは誰なんだっけ？

鈴木：つばさちゃんです！(笑)

小森：この矛盾がすごいよね(笑)

おふたりの仲の良さがとても伝わる雰囲気の中で対談がスタートしました。
次回は、鈴木奈々さんがテレビに出演するきっかけのお話を伺います。
お楽しみに♪
（取材・文：上原かほり　撮影：chiai）