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ダイヤモンド✡ユカイ ユカイなパパライフ

ダイヤモンド✡ユカイ
Profile
ダイアモンド✡ユカイ 1986年、伝説のロックバンド 「RED WARRIORS」 のボーカルとしてデビュー。
人気絶頂の1989年に解散後、ソロ活動を続ける傍らバラエティ番組や役者としても活躍。
自身の不妊治療の末、2010年2月に長女の新菜(ニーナ)ちゃん、2011年11月に双子の頼音(ライオン)君と匠音(ショーン)君が生まれ、3児の父となる。
6月20日 「タネナシ。」に続く 子育て奮闘記「育爺」発売(講談社) 《レギュラー番組》
TOKYO MX 「ニッポンダンディ」毎(火)21:00-22:00
NHKラジオ第1「すっぴん!」毎(水)8:00-11:55
FM NACK5「Hello サムシング!」(土)22:30-23:00
《CD》カバーアルバム「Respect」絶賛発売中
《著書》「タネナシ。」
2013-05-21
第6回 ユカイさん流の子育てについて

今回は、まだ小さい3人のお子さんを育てていく中で、ユカイさんと奥さまが教育についてどのような考えを持たれているのかをお聞きしたいと思います。

教育方法について奥さまと話し合ったりされますか?

子ども達をあまり型にははめないようにしよう、というのは、よく2人で話してるね。
子ども達の想像力を奪うようなことはしないようにしようってね。

前に、妻に言われて俺もハッとしたことがあったんだけどね、クレヨンのセットがあるじゃない?7、8色くらいの。それを使って子ども達が絵を描いていたんだけど、絵の全体的なバランスを見て、「黄色が足りないな」と思って、「ニーチェ、黄色足りなくない?」って俺が言ったのね。そしたら妻が「子どもが使いたい色を自分の感性で描かせてあげましょう」って。
俺も「確かにそうだなあ…」と思ったね。

大人はどうしても、「当たり前」を押しつけてしまうけど、そういうのは良くないよね。

太陽を青で描いたっていいと思うんだ。それが間違いだなんてことはないと思うし、そういう感性を伸ばしてあげられるように見ていてあげたいと思ってる。

難しい教育方法は考えてないけど、そういうのは大事にしたいと思ってるよ。

お子さんたちは、お絵かきが好きですか?

双子の二人はまだ小さいから描けないけど、ニーチェはお絵かきが大好きだよ。どんどん上手になっていくんだ。最初は、ミミズがはってるような絵ばかりだったけど、今は色とりどりの絵になってる。
子どもの絵って、不思議だね。大人にはない感性で絵を描いていくから、見ていると、ハッとさせられることがたくさんあるよ。

クレヨンを持たせて、感じていることをたくさん絵にしてほしいと思うね。

女の子と男の子で分けている教育方法はありますか?

ライオンとショーンは俺と同じ男だっていうのもあって、育て方もあまり悩まずにビシッと行こうと思っているんだ。二人を見ているとね、男は真っ直ぐだなぁと思う。少し雑に育てるくらいがちょうどいいんじゃないかな。今はまだ小さいけど、3歳くらいになったら、「ワイルドに男っぽく」接していこうかなと思ってる。

女の子が、というより、ニーチェはタイミング的にいきなり双子のお姉ちゃんになったっていうのもあるので、より精神的に気遣ってあげたいな、と今は思っているね。

<ダイアモンド✡ユカイさんへの質問コーナー>
旦那にもっと子どもを可愛がって欲しいです。家族との時間を大切にしてほしいのですが、どう頼めばいいのかわからないです。上手な旦那の操り方を教えてください。

旦那さんの操り方か…ん~これは、俺じゃなくて、俺の妻に聞いてほしい質問だなぁ(笑)

子どもを可愛がるのがなんとなく苦手な旦那さんもいるみたいだね。これで絶対解決する、なんてさすがに言えないけど、子どもが旦那さんに甘えやすい状況になっていると、旦那さんも子どもを可愛がりやすくなるんじゃないかな。

俺の妻がよく言っているのは、「パパの悪口を子どもの前で言わないように心掛けてる」ってこと。

それって、すごく大事なことだと思うんだよね。
パパは外で働いてるから、家にいなかったり、子どもとの時間も少なかったりするでしょ?
そんな時に、ママが子どもにパパの悪口を言ったりしたら、子どもだってパパに甘えたりできなくなっちゃうもんね。

ママがパパのことを大事にしているのがわかっていれば、子どもだってパパに甘えるし、そうすればパパだって子どもが可愛いと思うと思うんだよね。

あと男性は強制されると逆らいたくなる人も多いから、自発的にやりたくなる環境を作ってあげると良いんじゃないかな?
パパも疲れてたりするだろうし、自分の子どもが可愛くないなんてことはないはずだから、「今日この子はこんなことが出来るようになったんだよ」、みたいな、子どもの成長とか良いことを具体的に伝えてみると、旦那さんも何かアクションしやすくなるかもしれないね。

「子ども達の想像力を奪うようなことはしないように」
奥さまと二人で決めた教育方針ですが、とても素敵ですね。
さて、次回はブログでもよく触れられている奥様のことについて深くお聞きします。
お楽しみに♪
(取材・文:上原かほり 撮影:chiai 衣装:B-STAND OUT ヘアメイク:藤垣由夏)

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