- Profile
山本優希 ファッション雑誌『JELLY』専属モデルとして活躍するほか、テレビ、CM、ファッションショーなどに幅広く出演。2010年9月に俳優の三浦力と結婚し、翌年1月に長女、昨年7月に次女を出産。
次女出産後わずか3ヶ月でのスピード復帰も話題となり、夫婦円満の秘訣やその抜群のスタイルに注目が集まる。1987年2月9日生まれ。
- 2013-04-26
- 第3回 仕事復帰と産後ダイエット
雑誌『JELLY』の専属モデルを務める山本優希さんへのインタビュー第3回目は、ママスタユーザーの皆さんからリクエストの多かった“産後ダイエット”についてです。
当日お会いしてびっくりしたのは、彼女の細さ。
とても2人のお子さんを生んだとは思えないスタイルを、どのように維持しているのかを聞いてみました。
- 産後ダイエットは、どのようなことをされましたか?
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2人目を生んだ後にすぐ、あるブランドのニュースペーパーのカバーモデルのお仕事があったんですよ。産後1ヵ月半で撮影っていうスケジュールだったので、それまでに体型を戻せるかプレッシャーもかなりありましたね。だけど、すごくやりたかった仕事だったから、とにかくやれるだけのことはやろうと思って、撮影に向けて準備をしました。
母乳をあげてたから食事はしっかりとらないといけないでしょ。だから食事以外のことで体型を戻すことを考えていて、そこで骨盤ベルトが大活躍したの。骨盤ベルトは出産前から使っていて、産後も分娩室から病室に戻ってすぐに巻いたくらい頼ってました。ほんとに役に立ちましたね。
あとは、産後3週間目くらいから週1回の骨盤マッサージに通ったり、お灸に行ったり。
- お灸でダイエットですか?
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産後1ヵ月くらいかけて悪露が出るんだけど、お灸をしてもらうと、悪露の排出が進んで身体の戻りが早いって聞いたので通ってました。私には効果があったみたい。
- そうして努力して臨んだ撮影はどうでしたか?
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体重はかなり戻っていたけど、ずっと子どもを抱っこしていたり、母乳をあげていたから、胸とか肩の辺りがパンパンに張っちゃってて。体の状態はやっぱり完璧とは言えなかったから、この状態で「洋服をきれいに見せられなかったらどうしよう」というプレッシャーや不安は、撮影してる時もありましたね。でもそのときに出来る精一杯のことはしたつもりです。結果素敵な表紙が出来上がってきたので安心しました。
考えてみたら、こういう撮影の緊張感が最大の産後ダイエットになってるかも(笑)
- 産後の体型に変化はありますか?
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もちろん!(笑)私、独身時代の体重から比べると、1人目の出産の後がマイナス1キロ、2人目がマイナス2キロで、体重だけ見ると子供を産む前より減ってるんですよ。
でも、体型はやっぱり変わってきてる。元々細身だからそんなに変わらないかと思いきや、ないなりに全体的に垂れた!(笑)
最初はびっくりしたり焦ったりもしたけど、これはこれで私だし!と思うようにしてる。
あとママさん達はみんな一緒だと思うけど、子育てって体力使うし、抱っことか授乳とか無理な体の使い方もするから、大変(笑)。ちょっと前に整体に行ったら、左右の足の長さが2センチくらいずれてるって言われちゃいました(笑)。だから産む前の体に完全に戻すことを目指すというよりは、そうした自分の体の変化を受け入れながら、その中でベストを尽くすっていう感じですね。
- 今はダイエットのために日々行なっていることは何かありますか?
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子ども二人を抱っこするのがいいトレーニングになってます(笑)。これは本当で、姿勢を良くしてインナーマッスルを意識しながら抱っこするんですよ。そうすると、体を支える筋肉が鍛えられるので、体型維持にも役立っていると思います。
食事制限は特にしてないですね。母乳をあげてる時はものすごく食べても太らなかったし、母乳をやめるとその分食欲が減る都合のいい体質なので(笑)。昨日も焼肉を食べましたよ!
あとは、寝る前のストレッチかな。テレビを見ながら簡単に全身を伸ばすくらいだけど、毎晩必ずやってますね。
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産後1ヵ月半でカバーモデルの撮影をこなした山本さん。
「お洋服をきれいに見せられるかな」と不安だったというお話に、プロ意識を感じました。
子育てもトレーニングになると笑いながら話してくれる山本さんの子育ては、とても自然体で素敵です。
さて、次回のテーマは“ママになってからの美容とファッション”についてです。
お楽しみに☆
(取材・文:上原かほり 撮影:chiai)