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熊田曜子 ○○○

熊田曜子
Profile
熊田曜子 1982年生まれ。岐阜県出身。バラエティ番組やラジオ等で活躍。2012年結婚、同年に女児を出産。「食べて痩せる-3kg!ヘルシー産後ダイエット」を出版。

2014-05-21
第5回 産後うつと、夫の赤ちゃん返りを経験

24時間の難産の末、無事可愛い女の子をご出産された熊田曜子さん。
出産後の体験や、育児についてお話を伺いました。

産後うつにはなりませんでしたか?

赤ちゃんを産んだら、おっぱいはすぐ出るものだと思っていたんですけど、1日目も2日目もおっぱいが一滴も出なかったんです。
赤ちゃんって、産まれた後はむくみがひいたりして体重が減るのが普通みたいなんですけど、どんどん痩せていくから、私のおっぱいが出ないからこの子が痩せていっちゃう!と思って、すごく心配になりました。

ママがしっかり寝て休んだ方が回復も早いし、おっぱいも出やすくなるとは思うんですけど、その時はもう気にしちゃって、夜中に本を読んで調べたり、おっぱいが出ないのがダメなことだと追いこみすぎて、病室で泣いていましたね。
3日目にようやく出たんです。後から先生に聞いたら、そのくらい出ないママは結構いるみたいなんですけどね。

産む前に、もっと産後のことを勉強しておけば、こんなに不安にならなかったんだろうなと思います。
あと、今までは出産した友達のところにお見舞いに行って、どうだった?とか話を1時間ぐらい聞いて居座っちゃってましたけど、すぐ帰って寝かせてあげればよかったな~って経験してから思いましたね。

子育てについて大変だなと思った時はどんな時ですか?

今は、娘がどうして泣いているかとか、こうしてほしいという意思をだしてくれるから分かるんですけど、産まれたての時は、何を求めているのか全然分かりませんでした。あと新生児のリズムにも慣れていないのもあって、とにかく寝不足で常に眠いのが辛かったですね。

赤ちゃんを育てていると、問題があるようにみえて、一カ月後には赤ちゃん自身が解決してくれたり、時が解決してくれたりすることがあるんですけど、その時は分かっていなかったから、こんなに寝ないのはうちだけじゃないのかとか心配になったりしました。

旦那様はどのように育児に参加されていますか?

いろいろやってくれていますよ。最初は沐浴を担当してくれていました。
会社に行く前に入れてくれて、今は土日にやってくれています。

男の人には、何をしてほしいか察してほしいと思うより、これをこういうふうにやって、と細かくお願いするほうがいいんだなと思ったので、こうしてやってくれると嬉しいなとか、伝え方を考えてお願いしています。

出産されてから旦那様との関係の変化はありましたか?

今までは食事も夫が好きなものを作ったり、全てが夫中心の生活でしたけど、産まれた瞬間から、母乳にいい食事に変わり、全てが子ども中心になりましたね。
一回、夫がすごく怒った事件があったんです。

娘が生後何カ月かの時、いつもはおっぱいをあげれば寝てくれる子なんですけど、何をしても寝てくれない時があって、もうどうしようと思って、夫を起こして相談したら、「う~ん。でも眠いし・・・」みたいな感じだったので、「もう信じられない!どうしてこんな時に寝ていられるの!?あなたも考えてなんとかしてよ!」みたいな感じで言っちゃったんですよ。

そうしたら、すごく怒って、子どもの名前を、「なんで○○ちゃんばっかり!なんで○○ちゃんばっかり!」と言いだしたんです(笑)
それで、あれっここにも大きな子どもがいる!と思って(笑)。まず夫をなだめて、それから子どももなだめておさまった時に、肩をぽんぽんしながら、「ごめんね。さっき言いすぎたよね。疲れてたよね。」と言って仲直りしました。

いつも、私が勝手に騒いで見守ってくれてる感じで、今まで全く怒らない彼だったので、怒り方もすごく可愛いなと思っちゃいましたね。
よく、下に兄弟がいなくても赤ちゃん返りをすると聞きますけど、うちの夫のことだと思いましたね(笑)
それからは、言い方をきつくしないように意識するようになりました。

ありがとうございました!
次回は、子育て中の旦那様とのやり取りや、子連れ海外旅行についてお話を伺います。
お楽しみに!
(撮影:chiai)

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