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佐々木健介 いつだって家族がいちばん!

佐々木健介
Profile
佐々木健介 1986年、後楽園ホールでデビュー。数多くのタイトルを獲得し、トッププロレスラーとして活躍を続ける。1995年、北斗晶と結婚し、1998年に長男、2003年に二男が誕生。夫婦仲の良さとイクメンぶりが人気を集め、家族そろってのテレビ出演なども多数。
2013-08-23
第7回 子どもを抱き締めてあげると、すごく気持ちが伝わるんです
父親という立場から、『子育て』の考えをお聞かせください。

僕はね、父親として子どもたちと接する時に「スキンシップ」を心がけているんです。
父親と子どものスキンシップはすごくいいことだと思っているんですよ。

実際、佐々木家ではどのようなスキンシップを取っているんですか?

我が家では、学校へ行くとき、帰ってきたときに必ずハグをするんです。
どこかに出かける時もそうだなぁ。
「いってらっしゃい」「いってきます」「おかえり」「ただいま」の挨拶がハグなんですよ。
あとは、お風呂に一緒に入ることですね。

毎回、必ずハグをするんですか?

そうですよ!このハグは我が家にとってはすごく大切なことなんです。
まず、子ども達がとても素直に育ってくれてるのは、このスキンシップのおかげだと感じていますから(笑)

アメリカ的かもしれないけど、子どもを抱き締めてあげるとすごく気持ちが伝わるんです。
親の気持ちも子の気持ちもお互い伝わるから、そうするともっと愛してあげよう!守ってあげよう!という気持ちになるんです。

ハグで気持ちが伝わるというのは素晴らしいですね!でも、息子さん達が大きくなってきたら、嫌だと言われそうですよね?

言いそうでしょ?でも、中3の長男もするんだよ(笑)
ちょっと前に「もういいよ!」なんて照れも入ったけど、「いいじゃないよ。大事なんだよ」と言って続けてる(笑)
これはとても大事なことだからね。

中学3年生で家族をハグができる男の子は、反抗期がないかもしれませんね!

今、お兄ちゃんは思春期でもあるし、反抗期でもあるよ。どんなに素直に育ってくれても、男の子だから反抗期は避けて通れないよね。
でも、それが「かわいい反抗期」くらいのレベルなんだよ(笑)
親と会話をしなくなったり、部屋に閉じこもったりするようなことはないから、それはハグのおかげだと僕は思ってる!ハグの持つパワーは偉大だよ!

反抗期も、親の愛情がたくさん伝わっていれば軽くなるんですね。

僕はそう思っています。
子どもに対して「君たちは大事な存在なんだよ」ということを言葉で伝えることも大切だけど、言葉より1回のハグが親の愛情をしっかり子どもに伝えてくれると思うんです。
愛情がきちんと伝わっていれば、親と話をしないような反抗期にはならないと思うんだよね。

愛情がたくさん伝わるハグやスキンシップでの子育ては、どのようにして生まれたのですか?

僕の子供の時はそういうのが全くなかったから…。
僕は、実はすごく愛情に飢えて育ったんです。
だから、それを反面教師にしてる部分がすごくあると思う。

こうやられたからこうするのではなく、こうされたからこそ、こうしてあげるという気持ちが大事だと思っていて。
子供の時に感じた寂しさっていうのは忘れられないんですよね。今でもあの頃の寂しさを思い出すことがあるんです。
だからこそ、自分の子供にはそういう思いをさせたくない!という想いが、スキンシップやハグの子育てにつながったのかもしれないですね。

<奥さまにもお子様にも愛情たっぷりの健介さんに、ユーザーから届いた質問をご紹介します!>
鬼嫁で知られている北斗晶さんですが、健介さんが「かわいい」と思うところはどこですか?

アメとムチの話と同じなんですが、やっぱり女になってくれた時ですね(笑)
先日も、僕がプレゼントしたワンピースを着てくれてるのを見て「かわいい!」と思ったし、胸がキュン!てなりました(笑)
怒ると怖いけど、かわいいところもたくさんあるんですよ。
僕がプレゼントしたものを嬉しそうに身に着けてくれてる時は、「かわいいなぁ」「嬉しいなぁ」と思ってニヤニヤしちゃいますね(笑)

次回もお楽しみに♪
(取材・文:上原かほり 撮影:chiai)

次回は8月30日掲載予定!

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